分配金利回りをチェックする

J-REITに投資することによって得られる収益は、J-REITの投資口の値上がり益と、分配金の2つがあります。もちろん値上がり益の確保を目的に投資するのもよいのですが、J-REITは長期で保有することで、相対的に高い分配金利回りを得られるところに、その投資の…

REITファンドとETF

REITを活用して投資できる不動産は国内だけにとどまりません。REITファンド(不動産投資信託)を購入することで、少額からアメリカをはじめとする世界各国の不動産に投資をすることが可能になります。 海外の不動産に投資できる「REITファンド」 J-REITはそ…

J-REITの種類と特性

ひとくちにJ-REITと言っても、どのような不動産を投資対象としているのかによって収益性や安定性、今後の投資口価格の見通しなどは大きく異なります。ここでは、 J-REITの種類とそれぞれの特性について学んでいきましょう。 J-REITの3つのタイプ J-REITの投…

不動産投資とREITの違い

分散投資によって安定的に資産を増やしていきたいのであれば、投賣先のひとつとして視野に入れたいのが「不動産」です。現物の不動産を購入するにはまとまった資金が必要ですが、REIT(不動産投資信託)を活用すれば、少額から不動産に投資することが可能にな…

投資スタイルに合わせた活用法

ETF は売買のたびに売買委託手数料が掛かることや、信託報酬が安いことから、長期保有に向いている金融商品です。しかし、株式市場に上場しており、常に取引価格が推移しているという仕組み上、短期トレーディングに活用することもできます。 信用取引も活用…

乖離率をチェックする

乖離率とは、ETFの市場での取引価格と基準価額が、どの程度離れているのかを示す指標です。取引価格が基準価額を上回っている状態を「プレミアム」、下回っている状態を「ディスカウント」と言います。 乖離率が大きいことの意味 乖離率は以下の計算式で簡単…

日々の取引高をチェックする

ETFは証券取引所に上場され、売買される商品です。ですから、銘柄選びや売賣タイ ミングを考えるうえでは日々のマーケットにおける取引高が重要なポイントになります。 いつも売買できるわけではない ETFの利点のひとつとして、 「上場されているため、 いっ…

知っておきたい主なインデックス指数

ETFは株価指数などのインデックス指数に連動する上場投資信託です。その種類は、 対象となる資産クラスだけを見ても、日本株式、外国株式、債券、不動産(REIT)、コモディティなど多岐にわたります。ここでは、それぞれの中心的なインデックス指数について紹…

ETFの種類と調べ方

連動するインデックスや価格によってETFを分類すると世界の株式や債券、コモディティなど、実に多岐にわたる資産クラスに投資できるだけの品揃えを有していることが分かります。ローコストで分散投資するには、適した商品と言えるでしょう。 さまざまな種類…

ETFの仕組み

投資信託の中でも少し異なる存在感を放つのが「ETF」です。少しなじみにくい名前であるため、難しい金融商品なのではと思われがちですが、資産を増やしてい<うえでETFを選択肢に入れることにはとても大きなメリットがあります。 株式と同じように売買できる…

デュレーション

デュレーションとは、債券の将来の利子収入と償還金の合計額が実質的に平均何年後に回収できるかを見たもの、つまり債券の平均回収期間のことで、債券投資のリスクを把握するうえで参考になる指標です。もちろん、債券を組み入れて運用する投資信託の場合も…

インフオメーションレシオ

アクテイブ運用の投資信託のリターンを計測するための指標のひとつで、中長期的にベンチマークを上回るリターンを上げているかどうかを判断するために用いられます。アクテイブ型の投資信託を運用しているファンドマネジャ ー の優劣を比較するためのものと…

シャープレシオは、リターンをリスクで割った数値のことで、1リスク当たりのリターンを示します。つまり、取ったリスクに対して、どの程度、高いリターンが得られているのかを見るための指標です。 効率よく稼げる投資信託を見つける 「ハイリスク・ハイリタ…

標準偏差

標準偏差とは、簡単に言えば値動きのブレの大きさを示すものです。この数字が高くなるほど、基準価格のブレが大きく、逆に数字が小さくなるほど、基準価格のブレは小さいということになります。 リスクとは将来の不透明性のこと 「リスク」のことを一般的に…

トラッキングエラー

パッシブ運用の投資信託は、日経平均株価や東証株価指数などのインデックスをベンチマークとし、そのベンチマークと同じ投資効果を目指して運用されます。ただ、100%連動することはなく、多少のズレが生じます。これをトラッキングエラーと言います。 パ…

投資信託の指標:ベンチマーク

運用者が追求するリターンは、ベンチマークを設定し、それに対して自分の運用成績が上回ったかどうかを見る「相対リターン」と、マーケットの上げ下げに関係なく常にリターンを追求する「絶対リターン」があります。 ベンチマークとは ベンチマークとは「目…

投資信託の指標:売買高比率

投資信託は長期保有を原則としますが、投資信託を運用しているファンドマネージャーが短期売買を繰り返していたらどうなるでしょうか。売買高比率は投資信託に組み入れられている資産が、どの程度の頻度で売買されているのかを示す指標で、これを見れば投資…

投資信託の指標:騰落率

騰落率は、基準価格が言って一期間中、何%上昇したのか、逆に下落したのかを示したものです。「投資信託の運用成績」というとこの騰落率を示すのが一般的です。 騰落率は「利率」ではない 投資信託の騰落率を見る上でよくある誤解が、預金の利率と同じイメー…

為替ヘッジについて理解する

海外の株式や債券を組み入れて運用する投資信託は、為替レートが円高に進んだとき、為替差損を被るリスクがあります。為替リスクを最小限に抑えるためには、為替ヘッジが行われている投資信託を選ぶという手もあります。 為替ヘッジの基本的な仕組み 海外の…

アクティブ型とパッシブ型の特性を理解する

アクティブ運用とパッシブ運用の違いについては別の記事で紹介しました。パッシブ運用に比べ、アクティブ運用は投資信託によって運用の巧拙が成績の差に出やすいため、上手に運用してくれる運用担当者を選ぶ必要があります。 アクティブ運用は、ベンチマーク…

コストの内訳を理解する

コストは、投資信託を選ぶ上で重要な選択基準であり、購入手数料と信託報酬が2大コストといっても良いでしょう。そちらも、できれば低いことに越したことはないですが、中でも信託報酬は投資信託を保有している間、純資産から日々惹かれるものなので、なる…

純資産総額の水準、資金純増額で選ぶ

投資信託の純資産総額とは、投資信託に組み入れられている資産を時価評価したものです。この額が大きいほど、繰上償還のリスクは少なく、かつ、資金純増が続いている投資信託は、運用が安定する傾向があります。 純資産総額と運用期間を合わせてスクリーニン…

運用期間・信託期間を調べる

日本の投資信託は、碧金寿命が非常に短いと言われています。一般に長期投資といった場合、最低でも10年は運用するイメージですが、日本の投資信託で10年以上の長期にわたって運用し続けられているものの方が少ないくらいです。このギャップが、投資信託…

投資信託の本数は6000本超

現在、日本国内で設定・運用されている投資信託の本数は、6000本を超えています。 6000本からどう選ぶか 投資信託の問題は、まさにこの点につきます。 確かに、運用されている投資信託の本数が多いということは、それを購入して資産運用したい人にと…

ブル・ベア型投資信託

ブルは「牡牛」、ベアは「熊」。牡牛はユノを上に突き上げ、クマは両手お上から下に叩き下ろして、相手を攻撃します。そのスタイルを模して、ブルは上昇相場、ベアは下落相場を示す形容詞になりました。ブル・ベア型投資信託は、今後のマーケットが上昇する…

選択型投資信託

投資信託の中には、特定の業種、テーマに合わせた銘柄のみでポートフォリオを構築し、運用する投資信託があります。普通の投資信託は、運用者側で決めた運用方針に「おまかせ」する部分が大きいのですが、選択型投資信託の場合は購入する側が自分の考えで選…

コモディティ型投資信託

コモディティとは、「商品」のことです。金や銀、プラチナなどの貴金属、アルミニウムやゴムなどの工業品、そしてオレンジジュースやトウモロコシなどの食糧品といったものがあり、先物市場で日々、取引されています。こうした商品先物取引のインデックスに…

ライフサイクル型投資信託

バランス型投資信託の中でも投資家のライフサイクルに合わせて資産配分を変えていくタイプのものがあります。これを「ライフサイクル型投資信託」と言います。 ライフサイクル型投資信託とは ライフサイクル型投資信託は、投資家のライフサイクルに合わせて…

バランス型投資信託

バランス型投資信託は、様々な資産に分散投資氏、リスクをコントロールしながら運用するタイプの投資信託です。国内外の株式、債券という4つの資産クラスを組み合わせて運用するタイプがオーソドックスですが、中にはさらに資産クラスを細分化し、国内外の…

外国債券型投資信託

正式には「株式型投資信託」に分類されていながら、主に債券を組み入れて運用しているのが「外国債券型投資信託」です。主に毎月分配型投資信託を中心にして個人投資家から人気を集めています。 高利回り債券投資の魅力 外国債券型投資信託は、債券を中心に…