投資信託

ゴールを設けて運用する

資産運用のゴールをどこに設ければよいのか。誰しも、それに悩んでいることだと思います。 ゴールとは何か。 人によって異なりますが、目標の金額を達成することが資産運用のゴールと認識しましょう。 ゴールを設定する意味 お金について漠然とした不安感を…

定期的にリバランスをする

リバランスとは、ポートフォリオのバランスを整えることです。複数のポートフオリオを長期的に保有していると、価格の上下によって、当初に比ぺて現状の組入比率が大きく異なるものになるケ一スがあります。そのままだと、当初のポートフォリオとは異なる性…

自分が許容できるリスクを知る

投資信託の運用成績は、あくまでも過去の投資環境によるものなので、今後のリターンを保証するものではありません。つまり、過去の運用成績は投資信託を選ぶ際の判断基準にはなりません。ただし、投資信託のリスク度を把握するうえで、墓準価額の値動きには…

資産クラス分散を上手に行うために必要なこと

長期的な資産形成には、資産クラス分散が必要不可欠です。資産クラス分散とは、国内外の株式、債券、コモディティ、不動産というように、複数の資産クラスに資金を分けて投資することです 。 自分が今、どういう資産に投資しているか知っておく 投資信託を活…

積立投資の効果

長期的な資産形成を行うにあたって大事なことは、初めの一歩を踏み出すことです。ただ、中には「100万円貯まったら投資を始めよう」などと言ったきり、一向に始めようとしない人も大勢います。これは、「100万円貯まったら」ということを言い訳にしているだ…

投資信託は長期保有が鉄則

投資信託で資産形成をしたいのであれば、長期保有が鉄則です。商品によっては短期売買に向いているものもありますが、安定的に資産を増やしていきたいのであれば、上手に資産を分散させ、メンテナンスをしながら長期で付き合っていきましょう。 長期保有する…

運用報告書の見方

金融商品取引法で定められた法定開示書類が目論見書なら、運用報告書は投資信託法によって交付が定められた法定開示書類です。運用報告書には前回の決算日から今回の決算日までの運用環境、運用成績などが記載されています。 すべてのデータに目を通す必要は…

目論見書の見方

投資信託にはいくつものディスクロージャー(開示書類)がありますが、このうち目論見書は金融商品取引法に基づき、投資信託を購入する人たちへの交付が義務づけられている法定開示資料です。その投資信託の商品性などに関連する情報が詳細に記載されている…

投資信託の申込単位

投資信託の申込単位は、商品によって異なります。実際に投資信託を買うときは、目論見書を読むか、投資信託会社のウェブサイトのファンド検索で詳細を読んで、確認しましょう。 1口=1円? 前述したように、多くの投資信託は1万円から購入するものでした。最…

投資信託にかかる税金と非課税制度

投資信託の運用で得た収益に対する税金は、預貯金などと同じく20.315%が源泉分離課税されます。ただし、つみたてNISAや確定拠出年金で投資信託を選べば、一定の枠内で運用収益が非課税になります。 値上がり益にかかる税金 投資信託の運用によって得られる収…

約定日と受渡日

買付、解約の注文が約定されてから、受渡が行われるまでには、一定のタイムラグがあります。受渡日とは、たとえば買いつけた場合であれば買付代金を支払う、解約した場合であれば現金を受け取る日のことを指しています。 商品によって約定日から受渡日までの…

注文の締切時間

投資信託の基準価額は1日に1回しか算出されません。原則として、その日の終値をベースにして、組入資産の時価総額を計算し 、 基準価額が算出されます。そして、 買付にしても解約にしても、投資信託の注文は締切時間が決められており 、 その締切時間まで注…

販売金融機関に口座を開設する

投資信託を購入するためには、まず販売金融機関に口座を開設する必要があります。現在、投資信託の販売金融機関の主だったところとしては、証券会社、銀行、そして投資信託会社の直接販売があります。 インター ネット証券会社は品揃え豊富 証券会社、銀行 …

NAV倍率·FFO倍率で割高・割安を把握する

NAVとはNet Asset Valueのことで、純資産額を意味しています。NAV倍率は、 J-REITの1口当たりの投資口価格が、1口当たり純資産額に対して、割高か割安かを見るための指標です。 1.0以上だと割高 NAV倍率の計算式は以下のようになります。 NAV倍率=1口当たり…

格付けの有無と水準をチェックする

前項で、J-REITのスポンサー企業の信用力について簡単にふれました。それも含め、 J-REITの信用力を分かりやすく伝えるために付与されているのが「格付け」です。 塞本的に、格付けの高いJ-REITほど、分配金の支払いが滞ったり、投資法人が破たんしたりする…

分配金利回りをチェックする

J-REITに投資することによって得られる収益は、J-REITの投資口の値上がり益と、分配金の2つがあります。もちろん値上がり益の確保を目的に投資するのもよいのですが、J-REITは長期で保有することで、相対的に高い分配金利回りを得られるところに、その投資の…

REITファンドとETF

REITを活用して投資できる不動産は国内だけにとどまりません。REITファンド(不動産投資信託)を購入することで、少額からアメリカをはじめとする世界各国の不動産に投資をすることが可能になります。 海外の不動産に投資できる「REITファンド」 J-REITはそ…

J-REITの種類と特性

ひとくちにJ-REITと言っても、どのような不動産を投資対象としているのかによって収益性や安定性、今後の投資口価格の見通しなどは大きく異なります。ここでは、 J-REITの種類とそれぞれの特性について学んでいきましょう。 J-REITの3つのタイプ J-REITの投…

不動産投資とREITの違い

分散投資によって安定的に資産を増やしていきたいのであれば、投賣先のひとつとして視野に入れたいのが「不動産」です。現物の不動産を購入するにはまとまった資金が必要ですが、REIT(不動産投資信託)を活用すれば、少額から不動産に投資することが可能にな…

投資スタイルに合わせた活用法

ETF は売買のたびに売買委託手数料が掛かることや、信託報酬が安いことから、長期保有に向いている金融商品です。しかし、株式市場に上場しており、常に取引価格が推移しているという仕組み上、短期トレーディングに活用することもできます。 信用取引も活用…

乖離率をチェックする

乖離率とは、ETFの市場での取引価格と基準価額が、どの程度離れているのかを示す指標です。取引価格が基準価額を上回っている状態を「プレミアム」、下回っている状態を「ディスカウント」と言います。 乖離率が大きいことの意味 乖離率は以下の計算式で簡単…

日々の取引高をチェックする

ETFは証券取引所に上場され、売買される商品です。ですから、銘柄選びや売賣タイ ミングを考えるうえでは日々のマーケットにおける取引高が重要なポイントになります。 いつも売買できるわけではない ETFの利点のひとつとして、 「上場されているため、 いっ…

知っておきたい主なインデックス指数

ETFは株価指数などのインデックス指数に連動する上場投資信託です。その種類は、 対象となる資産クラスだけを見ても、日本株式、外国株式、債券、不動産(REIT)、コモディティなど多岐にわたります。ここでは、それぞれの中心的なインデックス指数について紹…

ETFの種類と調べ方

連動するインデックスや価格によってETFを分類すると世界の株式や債券、コモディティなど、実に多岐にわたる資産クラスに投資できるだけの品揃えを有していることが分かります。ローコストで分散投資するには、適した商品と言えるでしょう。 さまざまな種類…

ETFの仕組み

投資信託の中でも少し異なる存在感を放つのが「ETF」です。少しなじみにくい名前であるため、難しい金融商品なのではと思われがちですが、資産を増やしてい<うえでETFを選択肢に入れることにはとても大きなメリットがあります。 株式と同じように売買できる…

デュレーション

デュレーションとは、債券の将来の利子収入と償還金の合計額が実質的に平均何年後に回収できるかを見たもの、つまり債券の平均回収期間のことで、債券投資のリスクを把握するうえで参考になる指標です。もちろん、債券を組み入れて運用する投資信託の場合も…

インフオメーションレシオ

アクテイブ運用の投資信託のリターンを計測するための指標のひとつで、中長期的にベンチマークを上回るリターンを上げているかどうかを判断するために用いられます。アクテイブ型の投資信託を運用しているファンドマネジャ ー の優劣を比較するためのものと…

シャープレシオは、リターンをリスクで割った数値のことで、1リスク当たりのリターンを示します。つまり、取ったリスクに対して、どの程度、高いリターンが得られているのかを見るための指標です。 効率よく稼げる投資信託を見つける 「ハイリスク・ハイリタ…

標準偏差

標準偏差とは、簡単に言えば値動きのブレの大きさを示すものです。この数字が高くなるほど、基準価格のブレが大きく、逆に数字が小さくなるほど、基準価格のブレは小さいということになります。 リスクとは将来の不透明性のこと 「リスク」のことを一般的に…

トラッキングエラー

パッシブ運用の投資信託は、日経平均株価や東証株価指数などのインデックスをベンチマークとし、そのベンチマークと同じ投資効果を目指して運用されます。ただ、100%連動することはなく、多少のズレが生じます。これをトラッキングエラーと言います。 パ…