全体相場と景気の状態を確認するための指標

 日経平均、為替、景気指標など、相場や経済の全体的な状況を確認するための指標をざっと紹介します。

 

 

気になる指標は定期的にメモしてみよう

 全体相場の動きをチェックするための指標で、最も有名なのは日経平均株価です。これは時価総額流動性などの面から、日本を代表する上場企業として選ばれた225銘柄から算出された株価指数です。一般的に、日本株が上がったとか下がったという時には日経平均株価の動きを指しています。

 TOPIX東証1部の全銘柄の加重平均で(時価総額も加味して)算出した株価指数で、日経平均とおおむね連動します。日経平均よりも実態をよく示しているといわれますが、知名度や注目度は日経平均株価よりも劣ります。

 日経ジャスダック平均や東証マザーズ指数は、小型株の市場の動きを示す指数です。小型株を売買する投資家にとっては注目の株価指数です。

 NYダウはアメリカの株式市場を代表する指数で、世界で最も有名で注目されている株価指数です。

 ナスダック総合指数は、世界を代表するIT企業が多数上場するナスダック市場の値動きを示す指数です。

 上海総合指数は中国の株価の動きを示す有名な株価指数で、最近は日本株への影評力を増しています。

 

 これ以外にも為替の動きや、長期金利の動き、さらに、金、原油、銅など商品の動きも株式市場に影響を与えるケ一スが多々ありますので注目する投資家が多いものです。

 経済指標のうち、注目度が高く株式市場への影響度が大きな6つをピックアップしました。毎月1回ずつチェックしてメモしていくといいでしょう。

 そして、株式市場を合めた金融市場に多大な影響、ときには決定的な影響を与えるのが金融政策です。これらの動きも注目されます。

 

 

 

相場・経済環境をチェックするための主な指標とイベント

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