質問と回答2
質問
数ヶ月程度の中期投資の場合には週足チャートを中心に見るということでしたが、 日足チャートで25日移動平均線が下向くなど形が悪くなってきても、週足の形が良ければ日足は無視してもいいのでしょうか。
回答
基本的には、中期投資の場合は週足を中心に判断していくということでいいと思います。その場合には、日足の形が多少悪くなってもある程度おおらかに見ていいのではないでしょうか。
ただし 、 PERなどから考えた目標値に到達していて、 「何かの売りサインが出たら売ろうと考えている状態である」という場合には、中期投資の売りポイントでも日足を見て判断するなど 、 他の条件との兼ね合いで柔軟に決めていきましょう。
質問
押し目買いをしたい時に使う指標に移動平均線がありますが、移動平均線といっても5日移動平均線から120か月移動平均線までたくさんの期間のものがあります。どれを買いのメドにすればいいのか 、どう考えたらいいのでしょうか。
回答
値動きの早い株、あるいは短期的なトレードになるほど短期的な線、ゆったりした動きの株、あるいは長期的な投資ほど長期的な線を参考にする、ということになります。
ただし 、 だいぶ深い安値まで急落してきた株が52週移動平均線のような長期の移動平均線からリバウンドするところを短期トレードで狙うとか、長期的に成長余地の大きな株の長期上昇トレンドの初動を25 日移動平均線のような短期の移動平均線への押し目で買って長期投資するなど、状況によってさまざまなパター ンが考えられます。
基本的には経験を積んで、どういう時にどの線をメドにするのがいいのかというノウハウを自分なりに積み上げていくしかありません。
質問
上放れはどこまで追いかけて買っていいのでしょうか。
回答
上放れの時は、上昇エネルギーが強いほど株価が跳ね上がることが多くなります。その場合、狙う上昇幅の5分の1くらいまでの水準なら買いを考えていいのではないでしょうか。「500円の上昇を狙えるな」と判断するなら100円高までで買う、というような感じです。