REITは高配当投資におすすめ
安定した投資収入を得たいとしたら、何に投資しますか?
高配当株に投資して配当をもらう方法もあるのですが、私は安定を求めるのであればREITへの投資のほうがおすすめだと思っています。
今回は安定運用を検討しているあなたに、REIT投資がおすすめな理由について紹介します。
ただし、「投資に絶対はない」という格言があるように、REITにも注意点があります。投資はあくまで自己責任です。
別記事でREITの基礎を紹介しているので、そちらも参考に独自の投資戦略を練ってみてください。
毎月安定的に分配金を得られる
REIT投資の第一のおすすめポイントは、銘柄の組み合わせにより毎月安定的に分配金を得られるポートフォリオを組めることです。
私も毎月数万円の分配金を受け取っていますが、完全に何も労働をせずに毎月不労所得が入ってくるのはとても良いですよね。
毎月分配金を受け取る組み合わせは、決算期が
1月 / 7月
2月 / 8月
3月 / 9月
4月 / 10月
5月 / 11月
6月 / 12月
の組み合わせです。
毎月決算期が訪れる組み合わせの銘柄の組み合わせを作れば、毎月分配金を受け取ることができます。
決算期は、J-REIT情報一覧などで簡単に探せますので、毎月分配金を受け取れるREITポートフォリオを作るのは極めて簡単です。
高配当株でも配当を受け取れますし、決算期の違う高配当株を組み合わせれば毎月配当を受け取れるポートフォリオを組むのは可能かもしれません。
ただ、多くの日本企業の決算期は3月・9月ですから、どうしても配当受け取り月は6月・12月に偏ってしまいます。毎月安定して配当を受け取るポートフォリオを組むのは意外と難しいです。
REITの場合、それぞれの決算期において優良かつ分配金利回りの高い銘柄があるため、安定的に毎月分配金を受け取るポートフォリオを組むことは、高配当株と比較にならないくらい容易です。
株価が安定している
第二のおすすめポイントは、株価が安定していることです。株価の動きが小さく安定しているため、あなたの資産がいきなり大きく変動することはあまりありません。 REITの株価は大きくは上がりませんが、大きく下がりもしません。
高配当株の場合は、業績悪化によって株価が大きく下落することがよくあります。東京電力などが良い例ですね。いくら高い配当利回りが期待できるといっても、配当金以上に株価が暴落し含み損を抱えてしまっては投資した意味がありませんよね。その点、REITは高い分配利回りが期待できつつ株価はあまり動かないので、安定した投資先としてはとても良いです。
REITの株価が大きく下落する可能性があるのは、
- 新規に投資口を発行して資金調達をする際に株式が希釈化される時
- 大口テナントが退去してしまい、賃料収入が大きく減る時