2019-09-23から1日間の記事一覧

質問と回答2

質問 数ヶ月程度の中期投資の場合には週足チャートを中心に見るということでしたが、 日足チャートで25日移動平均線が下向くなど形が悪くなってきても、週足の形が良ければ日足は無視してもいいのでしょうか。 回答 基本的には、中期投資の場合は週足を中心…

優良株の歴史的な 買いタイミングをチャートで考える

誰もが認める優良企業の株というのは、資産としての価値が高く、将来的にも価値が維持され、さらに価値が増大してい<可能性もあります。しかし、そうした株は誰もが魅力を感じるだけに、普段はそれなりに高い値段がついているものです。そうした株の買いチ…

株価チャートによる2つの買いタイミング

株価チャー卜を使って判断する「買い」のポイントは主に2つあります。それを紹介します。 買いタイミング① もみ合いからの上放れ(うわっばなれ) 「もみ合いからの上放れ」は株価チャート分析で最も重要なパターンの一つです。 「もみ合い」というのは、株…

株価チャートを使いこなすコツ②  値動きの「意味」を考える

株価が際立った動き、目立つ動きをする時には重要な意味がある可能性があります。そうした動きを見つけたら、「どうしたんだろう?」と考えて、その値動きの原因や意味を考えてみるクセをつけましょう。 サブプライムショックの重大さを示した動き 2007…

株価チャー トを使いこなすコツ① トレンドを意識する

株価チャートを使うコツは、ここまで何度も述べて来ましたが 「トレンド」を重視すること、とりわけ「トレンドに逆らわない」ことです。 順張りと逆張り 例えば、A株の株価はきれいな上昇トレンドが続いて半年で2倍程度に、 B 株はきれいな下降トレンドが続…

質問と回答

質問 会社四季報は最初から1銘柄ずつ見た方がいいのでしょうか、あるいはPERなどの条件でスクリーニングしてあらかじめ対象を絞った方がいいのでしょうか。 回答 最近は証券会社のwebサイトで、設定した条件に合う銘柄をスクリーニングすることもできます。…

キャッシュフロー

本決算の決算短信に記蔵されているキャッシュフロー計算書では、企業の活動を営業活動、投資活動、財務活動の3つの活動に分けて、それぞれの現金収支を計算します。 その見方を簡単に解説します。 営業キャッシュフロー 本業による現金収支。 支払ったコスト…

PBR

PBRは資産から見た株の割安さを測る指標です。それを使う際のコツや注意点について見ていきましょう。 確実な収益力を前提として使う指標 PBRは「株価÷1株純資産」で計算し、株価が1株純資産の何倍かを見ることで株の割安さを考えるものです。 1株純資産とは…

自己資本比率と有利子負債

投資家が企業を見て判断する時には、収益性に加えて財務体質をチェックする必要があります。その際の代表的な指標と項目が自己資本比率と有利子負債です。 貸借対照表の基礎 企業は資産を持っていますが負債も抱えています。負債というのは、借金をはじめ、…

株式分割と分割修正チャート

上場企業はしばしば株式分割を行います。その場合に1株益、PER、株価チャートなどはどうなるかを考えましょう。 株式分割しても株の価値は変わらない 株式分割は1株を2株や3株などに分割することです。 たとえば、株価1,000円で、一株益100円の株があったと…

1株益の異常値の修正

1株益(EPS)はPERを計算する大事なデータです。しかし、そのデータが実力からかい離して異常値になることがあります。こうした場合の対処法を考えます。 1株益の異常値に気づこう 経常利益に対する純利益の比率は、だいたい0.6程度(60%程度)になるのが普通で…

移動平均線とは

移動平均線は、株価の方向性(トレンド)を示す株価チャートの補助線です。使いこなすコツを学びましょう。 移動平均線の計算の仕方 たとえば、3日移動平均とはその日を含めて過去3日間の終値の平均値のことです。これを連ねた線が3日移動平均線となります。…

「株価チャート」の基本

株価チャートは株価の値動きの推移を記録したチャートのことです。その基本的な見方について学びましょう。 ローソク足と出来高 株価チャートは、「ローソク足」、「出来高」、「移動平均線」の3つの要素でできています。 「ローソク足」は、ローソクのよう…